初級2班の学生の感想文

2007年6月3日朝8時

名古屋韓国学校の校長先生始め私達学生六十余名を乗せた赤い大型バスは定刻通り出発しました。

一路湖東の高月町の雨森芳洲庵に向けて 楽しい研修旅行が始まりました。バスの中では、学校で顔を合わせても.アンニョンハセヨの挨拶程度の言葉しか交わしたこともない学生さんも すぐに打ち解けて話しが弾みます。

今年は朝鮮通信使四百年の記念すべき年にあたりますから.朝鮮通信使に造詣深い校長先生のお話を早く聞きたくて心待ちにしている学生さんが沢山いますから校長先生は二台のバスの間を行ったり、来たりで大忙しです!

九州の対馬藩現在の長崎県で幕府と朝鮮国の間に入って大活躍した儒学者雨森芳洲の人物像をしっかり勉強した頃には、 最初の研修地の雨森芳洲庵に到着しました。

師の著書交隣提醒の中で 誠心の交わりについて 欺かず 争わず 真実を持って交わる の言葉とおり 村の人達は、私達名古屋韓国学校の学生を迎えるために、美しい花が家家に道路に透き通った水路に錦鯉が泳いでいます!言うまでもない事ですが 道路は掃き清められて 塵一つ落ちていません!

遠く比良山系が眺められる新緑の中 私達は校長先生の後ろからついて雨森芳洲庵に到着しました。

平井館長さん始めスタッフのみなさんの大歓迎を受け 私達は感動しました!子供たちも私達のために、韓国の楽器演奏をしてくれました!本当に嬉しい体験で、有り難い事でした。

中でも あの江戸時代に韓国のブサンに対馬藩の出先機関があり 常時400人から500人の日本人が住み 雨森芳洲先生も韓国語の勉強を三年間していたとか。 私達にも大変な励みにもなりました!

次は待ちに待った楽しいお昼ご飯!近江牛のサイコロステーキで舌鼓み!おいしく食べてしまった私達!牛ちゃんごめんなさいね!お腹もいっぱいになって.十分休んだところで、次は聖徳太子の発願で百済人のために創建された古刹の百済寺へ!この寺は百済国の梵国「龍雲寺」を模して建てられたと言われています。

深い山の険しい石段を上り切った所に本堂と鐘つき堂があり さらそうじゅの木が植わっています!早速 十一面観世音菩薩様にお願い事!

引率の先生がつかれる鐘の音が私達を幽玄な世界に誘ってくださいます。帰り道は美しい池泉回遊式の庭園に癒されてバスへ!

最後は琵琶湖の近辺は朝鮮半島からの渡来人がいかに沢山来たかと 私財を投じて、研究されておられる大津の渡来人歴史館へ!近江渡来人倶楽部の代表河へい俊さんは「日本人や日本文化は、独自に形成されたものではありません。中国大陸や朝鮮半島からの人の移動によって、あるいは彼らがもたらす知識や技術によって、たえず影響を受けながら発展して来たのです。

それだから、今こそ、正確で客観的な東アジアの歴史学習の理解を深めるために、少しでもお役に立つのではないかと、渡来人歴史館を開館したのだ」と、力説されます!直接、説明を聞きますと、なるほど「近江は朝鮮半島からの渡来文化の宝庫」だと納得できます。

日頃、私達は日本から見た韓国の歴史しか知らされていなかったのに、今回の研修旅行は韓国から見た日本を知る良い勉強になりました!日本と韓国の素晴らしいつながりを勉強した研修旅行になりました!みなさんも来年はもっと沢山参加して日本の中の韓国をもっと、もっと知りたいものですね!

小川 弘

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