美味しい食事を頂いたら、この後は歩いて東大寺へ向かいます。さながらハイキングのような感じ。
 
 東大寺は、奈良時代中ごろに聖武天皇の発願によって大和国分寺として建てられたもの。12ヘクタールにも及ぶ広大な敷地に多くの伽藍がありますが、今回は法華堂と戒壇院、大仏殿を見学しました。
 法華堂は東大寺最古の建物ですが、創建された時期ははっきり分かっておらず、天平12(740)年頃と考えられています。堂内には計16体の仏像が所狭しと並んでいて、厳かな雰囲気が漂っています。中央手前に2体の金剛力士像が並んでいますが、普通なら向かって右側に阿形左側に吽形が並ぶところをここではになっています。

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▲▲東大寺法華堂。ここも中は撮影禁止。
▲民族大移動……ではありません(汗)。戒壇堂へ向かう様子。


 次は戒壇院です。「戒壇」とは受戒が行われるところで、「受戒」とは僧侶として守るべき事を確実に履行する旨を仏前に誓う儀式の中でもっとも厳粛なもの。すなわち戒壇は、神聖な場所なのです。
 堂内の左手前から時計回りに増長天、廣目天、多聞天、持国天の四天王が安置されています。この四天王に囲まれるかのように多宝塔が置かれ、その中に多宝仏(向かって左)と釈迦仏が安置されていますが、これは防犯のための模倣品で、本物は東大寺の収蔵庫に安置されているそうです。

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▲これが戒壇院。法華堂からは結構離れている。

 そして大仏殿ですが、その前に注目すべきものが。
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▲▲東大寺大仏殿(東大寺金堂)
▲大仏殿入り口前にある八角灯篭。

 この八角燈篭は東大寺の創建時から残っているもので、数々の戦火から免れてきたもの。太平洋戦争の代償にこの八角燈篭を出すとお釣りが来るくらい貴重なものであるとの逸話も残っています。写真では分かりにくいですが、火袋には音声(おんじょう)菩薩と雲の中を走る獅子の様子が刻まれていて、美術品としても価値の高いものです。
 大仏殿の中に鎮座する大仏様、正式には「毘盧遮那(びるしゃな)仏」といいます。像高15m、重さ380t(推定)だから、まさに桁違いですよね。260万人もの人が工事に関わったそうですが、大仏には水銀でメッキが施されているため、水銀から発生する有毒ガスによって多くの犠牲者を出してしまったとか。
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▲大仏殿の毘盧遮那仏

 最後は新薬師寺です。天平19(747)年に、「薬師寺」とは別の場所に建立されました。「新」とあるのは「あたらしい」ではなく、「あらたかな」と言う意味です。これまでの興福寺や東大寺に比べるとあまり目立たず小ぢんまりとしていますが、中に入ると薬師如来像を中心に十二支守護神として十二神像が安置されていて、厳かな雰囲気がここでも感じられます。
 出口付近には、「気をつけてお帰り下さい」と、金銀のが可愛らしく鎮座していました。
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▲▲新薬師寺本堂
▲新薬師寺出口付近に鎮座する「蛙」


 帰りは映画を見ながら、辻さんの粋な計らいでクイズ大会を開催。盛り上がっていたらあっという間に学校に到着。実はリフレッシュ工事の影響が懸念されていたのですが、週末は行わないということに帰りの休憩で判明(汗)。予定より30分早く学校に到着しました。先生方を含め、ご参加の皆さんお疲れ様でした。また、1日お付き合い頂いたバスの運転士さんとガイドさんにも、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。
 なお、今回旅行にご参加頂いた方を対象に感想文を募集しております。学生会にて選考し、優秀作に選ばれた方には図書カードをプレゼント!また、このブログにて発表いたします。13日(金)締め切りです。どうぞ奮ってご応募下さい。ご参加お待ちしています!

名古屋韓国学校・学生会副会長 山田 雅樹

コメント

はじめまして。4月から火曜基礎班で勉強しています。
今回のバス旅行は日程が合わず参加できませんでしたが、8月の修学旅行はぜひ参加したいです。

川島様、こんにちは。書き込みありがとうございます。
今回はご参加頂けなかったとのことで残念ではありましたが、修学旅行にはぜひ参加してくださいね。
(そう言っている自分が参加出来ないのですが=滝汗)
また、ブログにも遊びに来てくださいね^^。

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