「奈良の国宝を巡る旅」
五月晴れではないけれど、やや雨の心配もある日に奈良へ行きました。
奈良は何年ぶりだろうか。京都と違って、とかく行く機会が少ない。韓国学校のバス研修旅行は毎年参加しており、今回で3回目となる。韓国と関係のある場所が選定されるが、何故奈良か判らなかった。仏像に詳しい先生の説明では、渡来人の影響が大きく、韓国の石窟庵、仏国寺、渥美半島の何とかの寺の瓦に残っているそうだ。日本と韓国の繋がりは、天平時代・朝鮮通信使・今日の韓流ブーム、と三つの花が開いた時があるとの話が印象的だった。朝心配した雨も、奈良では時々ぱらつく程度で大した事もなく、むしろ奈良公園の芝の緑がきれいだった。
建築物や仏像等、先生から色々説明を受けたが、説明を受けなかったら知識もなく終わってしまったことだろう。元来古美術にそう興味がある訳ではないので、国宝を見てもその良さが判らない。興福寺では猿沢池から興福寺の五重塔を見た景色が良かった。池の周りのベンチで私ぐらいの定年を過ぎた肩が何人か、何もせずに座っていた。
戒壇院と法華堂と大仏殿は徒歩で廻った。鹿のふんに注意しながら、結構歩いた。歩いていてもなんとなく心が落ち着いていられるのは、周りの景色の影響だろうか?法華堂(三月堂)は日光、月光菩薩増の柔和な感じが良いと思った。仏様の手の合わさるのも、しっかり合わさるのと柔らかく合わさるのがあるそうだ。そんな事も、先生から教えて頂いた。
大仏殿は誰もが思うこと。でかい!よくぞこんなデカイ物を作ったと感心させられる。人間の素晴らしさと、また過去に戦火で焼かれた愚かさを見せてくれる。最後は新薬師寺。ここは静かで良い。日常慌しく、あくせく生活していると、こんな落ち着く場所で暮らしたくなる。
今回の旅行は、もう少し勉強して時々奈良へ行けば、もっと面白き事にぶち当たるかもしれない。そんな事を教えてくれた、充実した1日だった。影で支えて下さった方々に감사합니다!
火曜班 冨田 明敏
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